ホワイトニング

Q&A

治療中全体的に歯を白くしたいのですが?
歯に色がつく理由には、外因的な理由(タバコやコーヒー、紅茶、赤ワインなど)と内因的な理由(加齢や薬の副作用、歯の発育異常など)とがあります。
クリニックでの歯科衛生士によるクリーニングの後、薬剤をもちいて歯の漂白(ティースホワイトニング)を行うことで、白く美しい歯を取り戻すことが出来るでしょう。
漂白の方法にはクリニックで直接歯に薬剤を塗って、歯の色素を薄くするオフィスホワイトニングと、専用のマウストレーに薬剤を入れてご自宅で行っていただくホームホワイトニングがあります。歯の変色の程度によって、ホワイトニングを行う回数、期間は異なります。知覚過敏のひどい方、変色の程度がきつい方は、ホワイトニングによって歯を白くする事が難しい場合もあります。当院にはホワイトニングコーディネーターがおりますので、お気軽にご相談ください。

ホワイトニングをしたら歯が弱くなったりしませんか?からだに害はないのですか?
歯の表面の成分には影響を与えない薬剤ですので、歯がぼろぼろになったり虫歯になりやすくなったりという心配はありません。
ホワイトニング終了後にフッ素配合の薬剤でクリーニングすることで、より歯質の強化が期待できます。ホワイトニング薬剤は体に害はありません。ただ、どんな薬でもアレルギー反応をおこされる方がまれにおられます。
使用上の注意をしっかり守って使用してください。また、妊娠中や授乳中の方は歯科医師にご相談ください。

虫歯があります。ホワイトニングはできますか?
虫歯がある場合は前もって虫歯の治療を行ってからホワイトニングを行います。虫歯の歯は表面の硬い成分の壁(エナメル質)に穴が開き、中のやわらかい成分(象牙質)がむき出しになっている状態です。その部分に薬剤がしみこむと歯の神経に刺激が伝わってしまい痛みを感じることがあります。

かぶせてある人工の歯の色が変わってきました。それも白くなりますか?
残念ながらホワイトニングに使用する薬剤は天然の歯にしか作用しません。人工の歯(差し歯など)やつめもの(レジン)には作用しませんので、ホワイトニング終了後、その部分を再治療することで、色をそろえることができます。